欅坂46の魅力について書いてみた。儚く危うい彼女たちの爆発力。

こんにちは、のるーです。

2月27日に欅坂46の8thシングル「黒い羊」が発売された。

一期生のみではおそらく最後と思われるシングルだと思う。

 

そのタイミングでなぜ欅が好きなのか。どこが魅力なのかについて考えてたので書いていこうかと。

彼女たちの全てを好意的にとらえて記事を書いていきます。

 

欅坂46の魅力は「儚さ」「危うさ」「爆発力」だ。

惹きつけられる儚さ。

ハラハラする危うさ。

ライブでの爆発力。

3つの絶妙なバランス。

だから気になり、目が離せなくなる。そして好きになる。

 

惹きつけられる儚さ

 

アイドルっぽくない

欅坂のメンバーはアイドルっぽくないと思う。

たぶん根っからはキャピキャピしてないし、明るくない。

楽屋で盛り上がってるのは休み時間に教室で騒いでる女子生徒みたいだ。

けやかけでも普通の女の子が家でテレビ鑑賞しているように見えてくる。

それがスタジオってだけな感じ。

「普通の女の子が集まってたまたま欅坂46になった。」という表現は本当にぴったりだと思う。

アイドルになりたくてオーディションを受けたメンバーは少ないんじゃないかな。

もちろん乃木坂が好きで、、、みたいな理由はあると思うけど。

何かを変えたくて、自分を変えたくて一歩踏み出したようなメンバーが多い気がする。

そんな普通の女の子だから「飽きたわ~」ってすぐいなくなるんじゃないかと思えてくる。

もちろんそんなことはないだろうけどそう思えてしまうのも儚さにつながるのかな。

 

 

 

全員選抜

欅坂の特徴としてまず上がるのが「全員選抜」だと思う。

全員選抜ということは代わりがいないということでもある。

平手の不在がよく話題になるけど彼女だけじゃなく他のメンバーの代わりもいない。

センターを埋めたとしても他の場所が空くのだ。

彼女たちのフォーメーションは全員そろって完成する。

メンバーが卒業したから実際それはもう見ることができないんだよな。。。

1人でも欠けると完成しないそんな儚さが欅坂にはある。

欅坂46の一期生21人での最後の作品である写真集のタイトル「21人の未完成」は彼女たちを完璧に表していると思う。

 

 

メンバーが揃わない

 

欅坂の中で最も儚い曲は二人セゾンだ。

止まってても季節は移り替わっていき今は長く続かない。

そんな歌詞が欅坂に当てはまるのが切ないとも思う。

1人でも欠けると完成しないのに彼女たちはなかなか揃わない。

2016年にデビューして年末に初のワンマンライブをした。

そして翌年の2017年からはメンバーが揃わない。。。

そのままほぼ揃うことなく今を迎える。

そして21人が揃うことはもうない。

これは良くも悪くも彼女たちの魅力だと思う。

いつ誰がいなくなるのかわからない。

次は誰かがいなくなっているかもしれない。

そんな儚さが彼女たちにはある。

だから彼女たち欅坂のことは一時も見逃せない。

 

ハラハラする危うさ

 

センターが不在

欅坂はこれまで平手しかセンターを務めていない。

だから彼女がいなくなると全曲でセンターがいなくなってしまう。

これは全曲で同じセンターという弊害ともいえる。

でも彼女が圧倒的なのも事実で。。。
(他のメンバーが悪いわけじゃない)

彼女がいないときに他のメンバーがセンターを務めることがあるがそれはあくまで代理であり正規ではない。

このように平手自身が危うさを持っている。

全曲センターである彼女のそれはグループの危うさにつながる。

 

危険な不協和音

 

 

不協和音は欅坂で最も危うい曲だろう。

そのパフォーマンスはメンバーが精神を削っているようにも思える。

そして破壊力は計り知れない。

2017年の年末。紅白歌合戦でのパフォーマンスがそれを物語っている。

欅共和国2017での鬼気迫る不協和音は言葉を失う。

それ以外のライブでもこの曲のパフォーマンスは圧巻だ。

代償は大きくも印象には強く残る。

もしかしたらもうライブでは見れないのかもしれない。

そんな儚さも持ち合わせる不協和音はまさに欅坂46を象徴する曲だと思う。

 

ライブでの爆発力

儚さと危うさを併せ持つ欅坂をライブで見たくなるのは必然だ。

ライブに行くと彼女たちの爆発力に圧倒される。

普通の女の子が魅せる、歌詞に刺激されて衝動が爆発するようなパフォーマンス。

ユニット曲ではグループ曲とのギャップにやられる。

ライブは生ものとよく言われるが欅坂のライブは想像以上に生ものである。

一瞬たりとも見逃せないし、もしかすると次がないかもしれない。

そして実際に21人でのライブはもう見れない。

 

二期生加入での変化は・・・

2018年の年末に二期生が加入して年末の歌番組でもパフォーマンスを披露した。

今年に入り番組にも出演し始め、今回のシングルでは全握デビューもしている。

おそらく次回のシングルからは表題曲に参加するだろう。

4月、5月にあるアニバーサリーライブにも参加するかもしれない。

メンバーが増えたことで全員選抜はどうなるのか。

新メンバー加入でセンターは誰になるのか。

気になる点がたくさんある。どうなるかは誰にもわからない。

そして想像を裏切ってくれる。

だからこそ目が離せないのが欅坂46だ。

二期生加入による化学反応を楽しみにしたい。

8thシングル『黒い羊』 (初回仕様限定盤 TYPE-A CD+Blu-ray) [ 欅坂46 ]
by カエレバ