この記事では『花束みたいな恋をした』の絹の変化について自分なりの感想を書いてみました。
麦と出会っていい意味で絹は子供に戻ったと思います。
『花束みたいな恋をした』あらすじ
東京・京王線の明大前駅で終電を逃したことから偶然に出会った 山音 麦(菅田将暉)と 八谷絹(有村架純)。好きな音楽や映画が嘘みたいに一緒で、あっという間に恋に落ちた麦と絹は、大学を卒業してフリーターをしながら同棲を始める…
『花束みたいな恋をした』の絹の変化
麦と出会って絹は子供に戻る
絹は麦と出会った当初は時の流れに逆らわず就活をしていた。
こんなもんなのかなと妥協しながら圧迫面接に耐えていた。
そんな絹を救ってくれたのは間違いなく麦だ。
泣いて電話した夜に麦の家で言われた
「一緒に住む?」
この言葉で絹は変われたように思った。
フリーターでもいいんだ。
好きなことしてた大丈夫なんだ。
麦のおかげで一気に視界が広がったように見えた。
2人だけの時間が流れていたのはお互い子供だったから
麦との同棲が始まって絹は今を楽しむことを思い出した
大人になるってそれができなくなることだと絹は思ってたかもしれない。
だから圧迫面接にも耐えていた。
そんな絹だからこそ麦との同棲生活は毎日が楽しいはずで。
2人に時間が流れていることを幸せに感じていたと思う。
絹はそれがずっと続くと思ってた。
それでいいと思っていた。
2人だけの時間にピリオドを打ったのも麦の一言だった。
「俺、就職するよ」
絹にとっては青天の霹靂と言える。
絹は驚いた表情を浮かべてこう返す。
「こんな感じが続くのかなって思ってた」
麦が大人の階段を登り出す
麦が就職すると言って一緒に始めた就活。
絹の方が先に内定を貰う。
これは絹が本気じゃなかったからかなと思った。
力が抜けていてリラックスできていた。
一方の麦は就職しなくちゃいけないと力が入りすぎていたように見えた。
だからこそ絹は執着が無い。
あっさりと麦に相談もなく会社を辞めた。
やりたいことができそうと転職を決められた。
これが子供で居続けた絹の強さだと思う。
考え方の柔軟性、芯の強さ、妥協しない。
やりたいことをできる方法を考える。
最後まで絹は「ハードルを下げなかった」
課題を克服していく子供のように。
絹が1番大切にしていたのは「今」だ。
映画も舞台も麦と一緒に何かすることを大切にしていた。
だから絹は「すればいいじゃん」と麦に言えたと思う。
マンガもゲームも今したいならすればいいと。
絹には麦が息苦しそうに見えていたのかなと思った。
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